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このページでは、「大学受験の意味」について話をします。
高校生の皆さんは半分大人だと思って、綺麗ごとを言わず、飾らず包み隠さず話します。
大学受験は、人生の大きな分岐点です。
リスクが小さく、リターン(見返り)が大きいのが大学受験。
全力を尽くすべき大勝負です。自分が一番行きたい大学に行くために、全力を尽くして欲しいです。
その後の人生で大きなものを得ようとしたり、挽回しようとしたりすると、大学受験とは比べ物にならない労力とリスクが必要になります。
それに早く気づいた高校生は、大学受験というビッグチャンスを無駄にしません。
大学受験で得られる大きなものは、2つです。
①学歴(+学歴にともなう仕事や人脈など)
②根性(努力を継続する力)
一流大学を卒業した人たちは、一生その看板を引っさげて生きていきます。
人間の価値や人格は、学歴とは全く関係がありません。
大した学歴がなくても仕事ができる人や、逆に一流大学出身でも仕事ができない人もいます。
それでも、学歴(例えば東大卒や京大卒)は、最強の資格です。
この最強資格は、広範囲で通用します。就職活動で履歴書に一流大学出身だと書けば、採用される確率は跳ね上がります。入社後も、最初にチャンスが与えられるのは一流大学出身者で、出世も早い。
知り合ったばかりで相手の人柄がよく分からないとき、学歴は大きなポイントになります。
本当の人柄や能力はよく分からないけれど、二人のうちどちらかを選び、何か大事なことを任せなければならないのであれば、誰だって、学歴の高い人を選びます。仕方のないことです。
(相手のことを深く知ってしまえば、学歴なんて価値を感じなくなりますが。)
私が就職活動をしていた当時、こんなことを言う人がいました。
その人は、誰もが知るメガバンク、大手銀行の人で、私の大学の先輩です。
(先輩も私は神戸大学出身。神戸大学は、私は好きだし一般的な評価も上々だと思いますが、当然、京大・阪大と比べると数段落ちる。という前提で、以下を読み進めてください。また、腹の立つ内容もありますが、お許しください。)
先輩は、私やその場にいた数名に対し、こんなことを言いました。
「お前たちは、○○大学や□□大学の奴らを使いながら、もっと上の仕事をしていくんだ。」
それを聞いた私は、何て下品なことを言う人だと思ったし、そんなことを言う会社であれば「僕たち神戸大学出身は、東大や京大、阪大の人からは、見下されて仕事をするんですね」と思ってしまい、その銀行には行きませんでした。
(先輩、すみません。あの時は、後輩たちを鼓舞するための物言いだったのかもしれません。)
これが現実。学歴社会の一面です。
人生には様々な不平等がある。持って生まれたルックス、貧富の差、運動神経、芸術的才能、・・・学歴。ただし、
大学受験は平等なチャンス。高校までがどうであろうが、大学受験で勝てば、一段高いステージに上がれます。
だから、これを読んでくれている高校生の皆さんには、少しでもいい学歴を手に入れて欲しい。学歴で得をする側に回ってもらいたいです。
世の中には学歴社会という現実があることに早く気づいて、大学受験というビッグチャンスをつかみ取ってもらいたい。後で後悔しないように、まずは全力を出し切ってもらいたいと思います。
中学生ぐらいまでは、「何でマジメに勉強しているの?」と勉強を頑張る人をバカにする雰囲気があったかもしれません。
でも、高校生になると(ましてや大学受験が近づいてくると)そんな雰囲気は一変します。
それは、社会で生きていくために、成功していくために、より充実した楽しい人生を歩むためには、「頑張って勉強しなければならない」ことを皆が分かってくるからです。
大人になって、「楽して儲かる」話を持ちかけられたら、どうでしょうか。
それは嘘だと皆が知っています。詐欺に引っかかってはダメです。
結局は、真面目に努力するしかありません。頑張ってなんぼです。
真面目に努力を継続できる人こそが、本物だと思います。
勉強と違い、大人になると仕事であれ何であれ、努力がすぐ結果に結びつくことはまれです。「努力は必ず報われる」と信じていますが、結果が出るまでに1年なのか3年なのか10年なのか、大人になるにつれ時間軸が長くなります。
それに比べると、勉強は努力が必ず報われます。
確かに受験は一発勝負で、どっちに転ぶか分からないところもあります。が、少なくとも努力した分だけ、点数は伸びるし偏差値も上がるし、志望校も上げられます。
受験勉強は、誰もがある程度の水準まで届きやすい(=結果が出しやすい)分野です。
受験勉強、頑張らなくて、どうするんですか?
そして、受験は僅差の勝負になります。
毎晩、眠気と闘いながら1個多くの単語を覚えたとします。それで、その単語が受験本番で活きて、合格最低点を1点だけ上回って志望校合格。
こんなことは普通にあります。単語1個で、合格・不合格の明暗を分けます。
自分が眠たいときは、他の人だって眠たいし、自分がサボりたいときは、他の人だってサボりたい。
そのときに、あともう少しの努力をできる人が、最後に勝ちます。
努力を継続していけば、いつかは上がる。が、それがいつなのかは分かりません。
でも、確実に上がるのは、自分の限界を突破したときです。苦しいぐらいにやって、更にその先まで進んだとき、確実に上がります。
限界突破した経験を持つ人は強いです。
調子がいいときに上手くいくのは勢いです。苦しいとき逆境のときにこそ、人の真価が問われます。
嫌なこと苦しいことから逃げずに、根性で頑張る。そのトレーニングが、受験勉強です。
だからこそ、「高学歴な人≒嫌なことから逃げずに努力を継続できる人」とみなされ、信頼されるのだと思います。
もちろん受験の結果は大事ですが、受験勉強を通じ得られる根性(努力を継続する力)も、その後の人生の大きな財産になります。
根性は、本気になって受験勉強をした人が得られる財産です。
友達と遊んだりテレビを見たりスマホを触ることもできる時間に、自分を律し勉強する人は、成績が上がります。「何か成し遂げよう」と思えば、努力が必要。当たり前の話。
「努力し続ける力」は、習慣です。自分を律し努力する習慣のない人は、いざというときにも努力できないし、力が出ません。
大人は、何をするにせよ自分で決められるし、決めなければなりません。
「何か目的を持ち、自分を律し努力する人」と「場当たり的な過ごし方をしてしまう人」では、違う人生を歩みます。
人生に優劣はつけられません。選ぶのも自由。が、ただ違う人生を歩みます。
これを読んでくれている高校生の皆さんは、本気で受験勉強をやって、その中で身につける「根性」を持って、世の中に出て行ってください。
「根性=努力を継続する力」があれば、
大概のことは乗り越えられます。
ここまで、「大学受験には全力を尽くして欲しい」という話をしてきました。
今すでに頑張って勉強している人、今は本気で受験勉強をやる気になっている人は、以下はお読みいただく必要ありません。
まだ受験勉強を頑張れそうにない人だけ、以下をお読みください。
頑張れない理由は幾つかあるのでしょうが、主な理由について考えてみます。
1)「やりたいことが見つからない」から、頑張れない人
2)「受験は先なので、まだ大丈夫」と思っている高校1年生、2年生
3)「落ちたらどうしよう」と不安で、勉強が手につかない高校3年生
「はっきりとした将来の夢、やりたいことが見つからない」 ・・・ 当たり前です。
やりたいことが見えている高校生んなんて、そうはいません。普通は、何も見えていません。
本気になって受験勉強をしている人は、「やりたいことが見つからないからこそ、(学歴は最強の資格だから)今は勉強を頑張る」と割り切っています。もしくは、やりたいような気がする何かを無理やり見つけて、理由を無理やりこじつけているだけです。そうして今、勉強を頑張っているのです。
やりたいことが見つからないから頑張れない、という人は、そのことに気づくべきです。
自分は甘えているだけだ、と早く気づいてください。
大人になっても同じです。
何かを成し遂げるとき最後にものを言うのは、気迫とか気合いだと思います。
が、よほどの才能の持ち主でもない限り、気迫が自然とわいてくることはありません。ふつうは、目の前の課題に懸命に取り組むうちに少しずつ成果が出たり、自分がやっていることの本当の意味が分かるようになり、だんだんと気迫が生まれてくるものです。
気迫があるから努力できるのではなく、石にかじりついてでもやり遂げようと努力しているうちに気迫が生まれてくるのです。
(大人になっても、このことに気づかない人もいます。)
「やりたいことが見つからない」と嘆いて何となく毎日を過ごすより、何でもいいから気迫をもって何かに打ち込んでいる方が、私は楽しいと思います。
理由なんて、なんだって構いません。「未知なる真理を探求したい」という高尚な理由でも、「金持ちになりたい」「モテたい」という低俗な理由でも、最初は構いません。
とにかく自分を奮い立たせて、勉強に向かわせてください。
きっと、頑張っているうちに、見えてくるものがあります。
高校3年生になって、これ以上ないぐらい必死に勉強して、逆転合格をねらう。
不可能な話ではありません。
でも、かなり大変です。
高校2年生までの出来にもよりますが、相当な根性が必要です。
そんないばらの道を行かず、早くから受験に向けた勉強をスタートさせておいた方が、絶対にいい。
理想を言えば、高1・高2のときから受験生のつもりで勉強しておけば、志望校のランクが全く変わります。
高1・高2から受験勉強を始めている人は少ない。だからこそのチャンス。
先手必勝です。他の人が頑張っていないうちに勉強するからこそ、上に行けるのです。
高3になれば、みんな頑張ります。皆が頑張っているときに自分が頑張り始めても、並外れた能力の持ち主か、他の人を圧倒的に上回る勉強時間にするのか、そうでもない限り逆転は不可能です。
高校1年生、2年生で、このページを読んでくれている人がいれば、是非、早めに受験勉強をスタートさせてください。今がチャンスです。
多くの高校生は、3年生になって志望校を下げます。が、今から頑張っておけば行きたい大学に行ける可能性が高くなります。
まず、多くの時間を要する英語と数学の受験勉強をスタートさせてください。志望校が変わります。
大学受験の絶対法則は、先手必勝です。
大学受験は、大勝負です。
でも、それで全てが決まるわけではありません。
確かに、大学受験で学歴も根性も手に入れた人は、人生の勝者になる確率が上がります。
だからと言って、大学受験で失敗した人が、必ず人生の敗者になるわけではありません。
先にも述べましたが、人間の価値や人格が大学受験で決まるわけでもありません。
大学受験の失敗は、後から本気で頑張れば何とかなる、挽回可能な失敗です。
プレッシャーを強く感じすぎる人は、大学受験のことを「失敗したって損がなく、上手くいけば利益が大きいチャンスなんだ」と捉えてください。失敗したって損のないチャンスです。思い切ってやればいいだけです。
「大学受験は、決してピンチではなくチャンスだ。それも、失敗したって挽回可能なチャンスだ。」
この意識が大事です。
ピンチだと勝手に思い込んだり、自分にプレッシャーをかけすぎたりしないでください。
私自身、大学受験をしたとき自分にプレッシャーをかけすぎてしまい、試験本番で大失敗をしました。センター試験と最初に受けた滑り止めの大学でズッコケました。
センター試験では、英語の試験中に緊張しすぎたのか気分が悪くなり20分早めに途中退出。A判定が出ていた滑り止めの大学で、しかも過去問では満点を連発していた数学で全問計算間違いで0点をとり、滑り止めに滑りました。ビックリしました。
あきれるほどのズッコケぶりでした。一瞬、目の前が真っ暗になりましたが、あまりのコケッぷりで、開き直るしかありませんでした。
その後の試験では不思議に集中できて、他の滑り止めは全て合格。第一志望の二次試験は絶好調で、逆転合格しました。
勉強中や試験当日の精神状態は、とても大事です。
気合いを入れなければなりませんが、プレッシャーをかけすぎてもダメです。
大学受験は、「決してピンチではなくチャンス、それも失敗したって挽回可能なチャンス」なのです。
この意識は、とても大事です。
人それぞれなのですが、自分なりにベストな心の持って行き方を見つけてください。